就寝タイム
自助能力を高めよう!代々木公園に宿泊する、SHIBUYA CAMPに参加してきた!〜前編〜
自助能力を高めよう!代々木公園に宿泊する、SHIBUYA CAMPに参加してきた!〜後編〜
前回の記事で紹介したゲストトークも終了し、本日のプログラムは全て完了、あとは就寝タイムとなりました。朝まで誰かしら起きている必要があり、班のメンバーで話し合った結果、僕は3:00〜4:00まで起きている担当になりました。
で、起きれるかな〜、起きれるかな〜、って思いながら寝るじゃないですか。
見張り担当
起きれました。意外と何とかなるもんですね。3:00〜4:00までが担当でしたが、一旦焚き火にあたると、寒いテントには戻れませんでした。結局5:00まで焚き火にあたってました。久々、焚き火、気持ち良いです。気持ち良いけど、結局ちゃんと寝たのは1時間ほどでした。
早朝のフィールドワーク
さて、5時になったら班のメンバーを起こしに回ります。みんな眠そうな顔をしながら出発です。
竹下通りを抜けて、原宿警察署付近からの避難を想定したルートで歩きます。早朝は人が少なくて気持ち良いですね。
早朝5時です。真っ暗です。人、一人もいませんよ。一人もですよ。あの竹下通りに。なんかワクワクしながら進みます。
うひょー!開放感。今、この街の支配者は確実に僕!
どんどん進みます。
どんどん、どんどん進みます。
そのまま昨晩と同様に、注意すべき点や、危険な箇所を意識しつつ進み、避難することを想定し、代々木公園に戻ります。
朝も振り返り会を行う
朝も振り返りを行います。各班の代表は早朝の気づきを発表します。昨晩よりも、細かい点や高い意識レベルの話が多くなっていたように感じます。一晩で新しい考え方をインプットした感じですね。
待望の炊き出しへ
朝に炊き出しが行われることは知っていたのですよ。楽しみに待っていました豚汁!朝食は神宮前にお店を構えることり食堂さんが提供してくださいました。生姜たっぷりで体がぽかぽかしますね。ありがたいです。僕ですか?ええ、もちろんおかわりしました。
SHIBUYA CAMPに参加してみて まとめ
今回、SHIBUYA CAMPに初めて参加しましたが、「知ってはいるけどできていない」ことばかり教えてもらった感覚です。防災って、結局知識として持っていても、準備・実行できていなければ、何の意味も無いケースが殆んどですよね。
ただ、それだけではなく、意外と漏れている防災の基礎知識なんかもあるな、と感じた次第です。
では、今回僕が感じたことをまとめますね。
危険は身の回りに溢れている
ミッショントレーナーである浅野さんの話を聞いてから、渋谷の街を歩いて改めて危険な箇所に気づくことができました。普段は考えもしないことが起こり得るのが災害をはじめとする緊急時だと思います。お店に入った時に毎回非常口の場所をチェックしているか、避難時に幹線道路を選択するか、など小さいけれどもリスクを抑える行動を癖付けることで、緊急時の生存率を上げることができるのだと思います。
災害対策知識は「知っている」だけでは意味が無い
上記も含めて、知っているだけでは意味が殆ど無いのが災害に対する知識だと思います。例えば、緊急時に必要な物資はだいたい理解していても、緊急持ち出し袋として準備していなければ何の意味もありません。
徹底的にイメージしきる
これは上記2点に関しても言えることです。地震などの災害が起きたら、自宅がどうなってしまうのか。職場がどうなってしまうのか。いつも使っているターミナル駅はどうなってしまうのか。徹底的にイメージをしきる必要があります。イメージしきったら、具体的なアクションが必ず必要になってきます。家族とはどこで待ち合わせるか事前に約束をする必要が出てきますし、何故その場所で待ち合わせるかの理由も考える必要が出てきます。
・・・などと、いろいろ書いてきましたが、防災対策、正直少しめんどくさいです。ですが、この面倒な準備をしている人としていない人では生存率が明らかに変わってくるでしょう。僕は生き残りたいので、帰って早速準備を始めます。
今回、SHIBUYA CAMPを主催されたNPO法人シブヤ大学の皆さん、特にその中のProject72実行委員会の皆さん、ミッショントレーナーの浅野さん、他にもこのイベントを開催するために奔走された全ての方々、ありがとうございました!大変勉強になりました!
※帰って20時間くらい寝ました