史上最もカンタンな防災対策!備蓄の日(11日19日)から始める「日常備蓄」

史上最もカンタンな防災対策!備蓄の日(11日19日)から始める「日常備蓄」

最近では、テレビでも向こう30年以内に70%以上の確率で発生するといわれている「首都直下型地震」に関する特集が組まれるなど、防災に対する世間の意識の高まりが感じとれます。

一方で、そもそも日常的に防災対策を考える機会が不足している点や、具体的な行動に移すまでに一定のハードルが存在している点も、事実としては見逃すことができません。そこで今回は、史上最もカンタン(!?)かつ効果の大きい「日常備蓄」について考えてみたいと思います。

「11月19日」は「◯◯の日」!?

みなさんはご存知でしたか?東京都は来る「11月19日」を「備蓄の日」に設定しています。「1年に1度はびち(1)く(9)の確認」というわけです。

具体的には、備蓄品の「賞味期限切れのチェック」や、それに伴う「買い足し」といった行動を促すことを目的にしています。普段なかなか防災や備蓄に関して時間を割くことができない人でも、この日をきっかけに家族や仲間同士で話し合い、具体的に行動するきっかけにしたいものです。

「自助」による日常備蓄の必要性

冒頭でも触れた「首都直下型地震」の発生を想定した場合、電気、ガス、水道など、生活に大きく関わるライフラインが通常通り機能しなくなる可能性があります。

東京都が発表している「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年4月東京都防災会議)報告書」では、各種ライフラインが復旧するまでの日数を以下のように想定しています。

各種ライフラインの復帰までに要する日数

電力 7日
通信 14日
上下水道 30日
都市ガス 60日

(※「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年4月東京都防災会議)報告書」より)

また、それ以外でも物資を運ぶための道路が「がれき」で覆われてしまうことで、少なくとも数日間は交通機関が機能しなくなる可能性があります。

その際、自らを自らの手で守るという「自助」の観点から、少なくとも数日から1週間程度は行政機関や地域による救援物資が届くまでの間、手元にあるもので食べつなぐ必要があります。

「日常備蓄」ではじめる日常の防災対策

それでは具体的に「備蓄の日(11月19日)」から始めていただきたい「日常備蓄」について触れていきましょう。といっても何も構える必要もなく、あくまでも日常生活の延長線上でできる防災対策という点がポイントです。

<日常備蓄の手順>
(1) 食べ物や日用品を多めに購入
(2) 「少し多めに残っている」状態をキープ
(3) 日常の中で消費
(4) 備蓄用品がなくなる前に買い出し ⇒(1) へ戻る

以上、これだけです!日ごろから自宅で消費しているものを少し多めに購入しておくことで、大規模な災害が発生した場合でも当面の間は自宅で生活することが可能になります。

「日常備蓄」3つのポイント

「日常備蓄」の考え方がわかったところで、その中でも特に重要になる3つのポイントをご紹介します。

1.飲料水・生活用水の確保

ニュースを見聞きしていると山での災害時など、「水だけで一週間耐え忍んだ」という声があがるように、やはり何よりも優先して確保しておきたいのが「」です。

飲料水としての備蓄を考えると、最も保管しやすいのはペットボトルをケースで購入しておく方法です。こちらであれば、例えば2Lの水を12本ほど購入し、1本消費すると同時に、新しいものを1本追加していけば、最低限の備えとしては有効です。

最近では、ペットボトルで保管する代わりに「ウォーターサーバー」を設置する家庭も増えており、こちらも飲料水の確保として有効な手段です。

また、生活用水としては、万が一の状況に備え「常にお風呂の水を張っておく」ということが防災対策に繋がります。それ以外の方法では、市販の貯水タンクの活用や、集合住宅であれば受水槽の使用が可能な場合もあります。

2.災害時は冷蔵庫内の生鮮品から消費

日常的に食材を保管する場所としては、冷蔵庫の存在は見逃せません。しかし、大規模な災害時などは停電が起こり冷蔵機能は不能になる可能性が高くなります。そのため、冷蔵庫内の食品が傷んでしまう前に、特に卵や生鮮品などから順に消費するように心に留めておきましょう。

3.一人暮らしの方はレトルト食品、缶詰、スナック菓子、アルコール類がおすすめ

特に一人暮らしで自炊をあまりされない方など、食料を多めに買っておくことが現実的でない場合もあります。

そんな時でも「日常備蓄」無理なくは行えます。日常生活の延長線上、つまりレトルト食品やおつまみの缶詰、スナック菓子やアルコール類であっても「日常備蓄」になり得るのです。

中でも「ツナ缶」は停電時の明かりとしても機能することが知られています。こちらに関しては、過去に警視庁の公式アカウントでもその効果がTweetされ大きな反響を呼ぶなど、実践的なノウハウとして注目されています。

まとめ

現在では地震予知など、研究が進んでいる分野もありますが、やはり各家庭、個人単位での防災対策が重要なのは言うまでもありません。まずは備蓄の日(11日19日)をきっかけに、無理なく「日常備蓄」を始めてみませんか?

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